Interview 08

「信用金庫のために」強い使命感が
組織全体に宿っている

市場運用部

2020年入庫/法学部卒業

Story 01

地域の信用金庫を支えるビジネスパートナーとして

大学では法学を専攻し、テニスサークルでの活動やさまざまなアルバイトに取り組み、充実した学生生活を送りました。中でも特に印象深いのは、カナダ・バンクーバーでの1か月間の語学留学です。この留学費用を貯めるために、長期間続けた塾講師に加え、エアコン設置や引越し作業などのアルバイトにも励みました。大学2年生の春に念願のカナダ留学を実現し、多様な国籍や世代の人々に囲まれた環境で、異なる価値観を受け入れることの大切さや、積極的なコミュニケーションの重要性を学びました。

就職活動では、「幅広い分野に影響を与えられる仕事」、「チームで協力して成果を出せる環境」を重視して多くの業界を見て回りました。その中で、経済という大きな社会的インフラを支える金融業界に関心を持つように。特に信金中央金庫は、信用金庫業界の中央金融機関として、「信用金庫とともに、信用金庫業界の発展につとめる」という明確なミッションを有していることが印象的でした。また面接でお会いした職員の方々のあたたかな雰囲気が自分に合っていると感じたことも、入庫を決めた大きな理由です。

入庫後、最初に配属されたのは、東京都と沖縄県に所在する信用金庫を担当するコンサルティング拠点である東京営業部でした。私は先輩のサポート役としていくつかの信用金庫を担当していましたが、特に印象に残っているのが沖縄県唯一の信用金庫とのプロジェクトです。店舗の配置戦略についてご相談を受け、地域市場や競合状況を分析し、データに基づいた提案を行いました。その内容が、信用金庫の経営陣の肌感覚と一致していたようで、「これで安心して進めていける」とのお言葉をいただきました。その時に感じた喜びと達成感はいまでもはっきりと覚えています。

Story 02

高い専門性と幅広い知識が求められる、金融の「総合格闘技」

入庫3年目を迎えるタイミングで、市場運用部へと異動しました。この部門は、信金中央金庫における有価証券の運用や資金調達を担います。異動後の最初の1年間、私は外貨資金グループに所属し、主に外貨の資金繰りを担当しました。信金中央金庫は、一般の銀行のように外貨預金を持たないため、必要な外貨は市場から調達する必要があります。外貨の調達手段は、大きく分けてレポ取引、通貨スワップ、為替スワップおよびマネー取引の4つがあります。中でも、全体の約8割を占めるのがレポ取引です。この手法では、保有する債券を担保に短期資金を借り入れます。ただし、近く売却予定の債券をレポ取引に利用してしまうと、売却時に債券が手元にないという問題が生じてしまいます。そのため、どの債券を、どれくらいの期間取引に使うかといった細かい調整が非常に重要です。売却のオペレーションを行う国債・株式運用グループの外債運用担当者と綿密に連携しながら業務を進めました。

調達の際には、現在の市場環境と照らし合わせて適正なレートで取引できるように先方と交渉しますが、交渉には市場環境に関する深い理解を必要とします。専門性の高い分野であるため、日々の業務を通じて先輩職員からOJT形式で教わりながら知識やスキルを習得しました。たとえば、アメリカ大統領選挙のような大きな政治イベントは市場に大きな影響を与えるため、あらゆる要素を考慮して分析する必要があります。また市場の動向を的確に把握するだけでなく、それを支える規制や会計知識、さらには歴史的背景まで幅広い知識が求められる仕事です。経験を重ねていくうちに、「金融の『総合格闘技』のような仕事だな」と、この業務の奥深さを実感していくようになりました。

Story 03

職員全員がひとつの目標へと突き進んでいく一体感

入庫4年目からは、同じ市場運用部内の国債・株式運用グループへと異動し、外債の売買や運用を担当しました。私が運用していたのは、米国債や欧州国債などの外国債券で、その資金規模は実に4兆円にも及びます。また国債業務を担当するなかで、アメリカ・ニューヨークへの海外出張にも参加しました。この出張の目的は、現地の証券会社や投資家、メガバンク、地銀などを訪問し、市場環境や投資戦略について意見交換を行うことでした。現地で生の情報を収集する重要性を実感し、若手職員として非常に貴重な経験を積む機会となりました。

現在は、市場運用部内の戦略担当チームに所属しています。このチームのミッションは、市場運用部全体の運用方針を最適化することです。市場運用部内には、さまざまな資産を運用するチームがありますが、各チームが自チームの利益最大化を目指すなかで、より俯瞰的な視点で部門全体の調和を図るのが私たちのミッションです。具体的には、各チームの意見を集約して部門代表として財務企画部と調整を行い、信金中央金庫全体にとって最適な運用戦略を策定します。

信金中央金庫の魅力は、何と言っても「信用金庫のために」という共通の目標に向かって、組織全体が仕事に取り組んでいる点です。この一体感は他の企業ではなかなか得られないものだと思います。信用金庫の先にいる中小企業を支えるという自覚が、私自身も日々の業務への大きなモチベーションとなっています。職場の雰囲気も非常に良好で、上司や他部門の方々も気軽に相談に乗ってくれており、入庫前に感じていた「人を大切にする会社」というイメージは入庫5年目の現在も変わっていません。これからも市場運用部の専門性をさらに高め、「信用金庫のために、信用金庫とともに、未来を創る」という理念のもと、日々の業務に邁進していきたいと思います。

Daily Flow

ある1日のスケジュール

  • 7:30
  • 10:00
  • 12:00
  • 13:00
  • 15:00
  • 17:00
  • 18:00
  • 出社し、前日のマーケットの状況や米国・欧州からのメールを確認
  • 部門内の各グループと投資案に関する打合せ
  • 昼食
  • 財務企画部とのミーティング
  • 証券会社のエコノミストと打合せ
  • 翌日の打合せに向けた資料作成
  • 業務を終えて退社

Message

学生の皆さんへのメッセージ

就活中は、どうしても周囲の意見や企業のブランドイメージなどに影響を受けてしまうものです。しかし実際にその会社で働くのは、他ならぬ皆さん自身です。ぜひ「自分はどうしたいのか?」という本音と向き合い、後悔のない道へ進んでいただければと思います。

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