Crosstalk

キャリア採用者座談会
~入庫の決め手や入庫後のリアル~

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Question 01

転職活動について

前職のお仕事や、信金中央金庫に転職した理由について教えてください。

前職は都市銀行に勤務し、支店業務から富裕層向けサービスの企画部門、人事部門など、多岐にわたる業務を経験してきました。しかし、組織の規模が大きいだけに、自分の仕事が社会に役立っている実感が湧きづらいという悩みを抱えていました。転職活動を進めるなかで信金中央金庫と出会い、面接を担当してくれた職員の方々や人事の方々の温かい人柄に触れ「ここで働きたい」と直感しました。「信用金庫のために」、「地域のために」という明確なミッションを掲げている点も大きな魅力でしたね。

私はもともと地方銀行で海外ビジネス支援に携わり、特に東南アジアでの海外勤務などを通じて、現地企業の支援に注力してきました。この経験を生かして、もっと広い視点から日本企業の海外展開を支えたいという思いが強くなり、信金中央金庫への入庫を決意しました。都市銀行も選択肢のひとつではあったのですが、規模が大きいため自分の成果が感じにくいのではないかと思い、よりコンパクトで、個人のパフォーマンスが組織の成果に直結する環境を求めた結果、ここが理想的な職場だと考えました。

私は、前職では政府系の金融機関で中小企業向けの融資業務を担当していましたが、次第に「もっと幅広い業務に挑戦したい」という思いが強くなりました。信金中央金庫は、ジョブローテーションを通じて、法人営業や信用金庫向けの経営支援、マーケット業務など、多様な分野で経験を積むことができる点が非常に魅力的でした。お二人のように「誰かのために」というよりは、自分の興味や好奇心を追求した先に信金中央金庫という選択肢があった感じですね。

私は、前職では信託銀行で富裕層のお客様を担当し、投資信託や保険などの金融商品の販売、さらには遺言を含む相続相談に携わっていました。しかし、利益の追求のために金融商品の販売が強く推奨される環境であったので、お客様の利益との両立が難しく、働くモチベーションを見出しづらくなっていました。また、幼い頃から自営業を営む父を見て育った影響で、地域に根差した個人商店や中小企業が活気を持つ社会が理想だと考えていたこともあり、信金中央金庫であれば、地域の特色や中小企業を守るという使命ややりがいを持って働けると思い、入庫を決めました。

Question 02

転職してよかった点

信金中央金庫に転職してよかったと感じることはなんですか?

私は信金中央金庫に転職して、心からよかったと感じています。その理由は、独自のビジネスモデルにあります。信金中央金庫は、手数料で収益を得るのではなく、信用金庫からお預かりした預金を運用しながら、業界全体を支える仕組みを持っています。このおかげで、信用金庫やその先のお客様の目線に立ち、徹底的に寄り添う姿勢が評価される環境が整っています。転職前は、どこかで「『信用金庫のために』とは言いつつ、利益が最優先なんでしょ」などと思っていましたが(笑)、実際に働いてみると、その理念が日々の仕事や意思決定プロセスにも深く根付いていることを実感しました。

たしかに私も、入庫前の印象がよすぎて「騙されてるのかな?」と疑っていた時期がありました(笑) しかし、いざ働き始めてからも、面接時に感じた雰囲気のよさは変わりませんでした。また私自身、前職では経験のない業務に挑戦しているのですが、「しっかりサポートするから、まずはやってみて」と背中を押してくれる風土があり、不安を感じることなく仕事に取り組めています。さらにここ数年はキャリア採用者も多く、新しく入った私もすぐに馴染むことができました。

私も前職の地方銀行では、利益第一といった側面が強く、同僚との間にギスギスした雰囲気が生まれることも少なくなかったので、職員同士が非常にフレンドリーな信金中央金庫の環境にはすごく驚きました。また、入社してすぐに新規サービスを企画するプロジェクトメンバーにも指名され、前職での経験を十分に発揮することができており、仕事も充実しています。妻からも「楽しく働けてるし、転職してよかったね」と言ってもらえており、転職した喜びを日々感じられています。

私は転職してから、仕事のストレスが驚くほど軽減されました。その理由はやはり、皆さんがおっしゃる通り職場の雰囲気にあります。困ったことがあれば誰かが必ず耳を傾けてくれるという風土があり、昨今話題の「心理的安全性」を身をもって実感しています。また、私が現在所属するしんきんイノベーションハブは、新しい挑戦を推進する部署だけあって、働き方の自由度が非常に高い職場です。テレワークやスライドワークを活用して、無理なく自分のペースで働くことができています。

Question 03

キャリア入社視点で見る信金中金の課題点

転職者だからこそ感じた、信金中央金庫の課題点があれば教えてください。

強いて挙げるなら、ルールの厳格さですかね。いい意味で「しっかりしている」とも言えるのですが、入庫当初はその細かさに驚くこともありました。不文律のような慣習や、文書作成・手続きに関する緻密なルールに、最初は少し戸惑いました。ただ、こうした厳格さは信用金庫の中央金融機関としての業務の特性上、正確性や信頼性を守るために必要なものだと思っています。

不文律のような暗黙のルールは私も感じました。ただ、以前は政府系の金融機関に勤めていたこともあり、文書作成や手続きのルールがもっと厳格だった環境を経験しています。そのため、信金中央金庫の規定やルールについては、個人的にはむしろ「そこまで厳しくないな」と感じる面もありました。このあたりの感覚は人それぞれかもしれませんね。

私が感じたのは、組織内のスピード感です。世の中の変化が加速する中で、信金中央金庫にはまだ保守的な文化が残っているなと感じる部分もあります。ただ、今は理事長から「トライアンドラーン」というキーワードが積極的に発信されており、失敗を恐れずチャレンジする風土がまさに醸成されているところなのかなと思います。

皆さんのお話を聞いていて「私もだいぶ長く信金中央金庫にいるな」と感じました。実は、信金中央金庫の文書に対する厳しさはここ数年で大きく変わり、電子決裁システムの導入をはじめ、ITの充実や業務改善が進んだおかげで、以前に比べるとだいぶゆるくなっているなと感じます。それでもお話を伺っていると、やはりまだまだ改善の余地があるのだなと気付かされましたね。

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求職者の方へのメッセージ

転職活動中の皆さんへのメッセージをお願いします。

転職は大きな決断かもしれませんが、一歩を踏み出すことでさらに世界が広がります。私自身も、「海外ビジネス支援のプロフェッショナルになりたい」という思いを実現させている真っ只中です。信金中央金庫にはニューヨーク、ロンドン、上海、香港、バンコク、シンガポールといった海外拠点があり、海外で活躍するチャンスが誰にでも開かれています。ぜひ一緒に新しいステージに挑戦しましょう。

信金中央金庫は活躍のフィールドが本当に広いです。好奇心旺盛で前向きに色んなことにチャレンジしたい人には、ぴったりの環境だと思います。自分がチャレンジしたい部門への異動希望もしっかりとアピールすることができます。ぜひ思い切って飛び込んでみてください。

信金中央金庫は、信用金庫業界における唯一の中央金融機関です。「地域のために」、「金融を通じて社会に貢献したい」そんな想いを持つ方にとっては、信金中央金庫は他にない選択肢だと思います。きっと唯一無二の経験と成長が得られるはずです。

私は、転職がマイナスになることは一切ないと思っています。むしろ、その人の個性や強みとしてプラスに働くことがほとんどです。転職してからのこの1年間は、周囲の皆さんから教えてもらう機会が多く、学びの連続でした。これからは、新たに入庫される皆さんが安心して業務に取り組める環境を、私自身がつくっていけたらなと思います。

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